※こちらの商品は現在「2020年10月」に入荷した商品を販売しています。《「KURA MASTER 2020」にて金賞受賞！》「KURA MASTER」とはフランスで2017年から開催された日本酒のコンクール(品評会)です。2020年8月31日、パリ市内で開催された「第4回KURA MASTERコンクール」は4名のMOF(フランス国家最高優秀職人章)ソムリエを含む、トップソムリエら51名の審査員が参加。824銘柄の中から純米大吟醸酒部門において「純米大吟醸　超久　南阿蘇村産自然栽培　山田錦」が金賞を受賞しました。  《自然栽培の山田錦の美味さがフランスの美食家を唸らせた！！》クラフトジンの取扱いから始まった和歌山県の酒蔵「中野BC」とのお取引。私の中では日本酒の取扱いも視野に入っていました。そこで考えたのはトップバッター。いつから始めようかなぁ、何から始めようかなぁ、そう思っていた時、嬉しい情報が！！フランスで開催された日本酒のコンクール「Kura Masterの純米大吟醸酒部門」において、「純米大吟醸　超久　南阿蘇村産自然栽培　山田錦」が金賞を受賞したのです！これで決まりました！「純米大吟醸　超久　南阿蘇村産自然栽培　山田錦」で最も注目すべき点は芯のしっかりとした味わいと美しさ。熊本県の南阿蘇村で栽培された山田錦の力強さと、「中野BC」の杜氏、武田博文さんの繊細で優しいお酒を造り上げる技術が見事に融合しています。このお酒に使用されているお米は自然栽培と書かれているように、肥料や農薬を一切使用せずに栽培されています。このお米を栽培されているのが、南阿蘇村の農家さんのグループ、「喜多いきいきくらぶ」さん。「喜多いきいきくらぶ」さんが農業を営んでいる南阿蘇村は阿蘇山の中核を担う、阿蘇五岳(あそごがく)と阿蘇山のカルデラの縁に当たる外輪山の谷間に位置しています。阿蘇山の伏流水が豊富でお米の栽培にとても適した地域です。「喜多いきいきくらぶ」さんはこの村で初めて肥料や農薬を使用せず自然栽培で山田錦を育てることに成功されました。肥料や農薬を使用しなくても多少の害虫や病気にも負けない力強い稲穂を育てていらっしゃいます。「喜多いきいきくらぶ」さんのお米と武田さんがどのようにして繋がったのか。このエピソードには人の縁、お酒の縁を強く感じます。最初は少量からのスタートだった酒米作り。やがて順調に収量が増えたこともあり、自分たちが栽培したお米で最高のお酒を造ってくれる新たなパートナーを探していた、グループの代表、高島和子さん。高島さんと武田さんを繋いだのが武田杜氏の奥様の幼馴染の方が営んでいる福岡市のお寿司屋さん。ミシュラン福岡の1つ星を獲得されている名店です。素材へのこだわりが強い店主さんが使用しているササニシキを栽培されているのが高島さん。このことがきっかけで武田さんにお米の話が届き、高島さんが育てられた山田錦でお酒を仕込むことになったのです。早速田んぼを視察された武田さんは、その夜、両者を繋いだお寿司屋さんで高島夫妻と会食。高島さんのお米で造られたお酒を幾つか飲みながらお米に対する思い、お酒に対する思いを話し合われました。その際、高島さんが話された、「吟醸なのに大吟醸の味がするお酒」この言葉を聞いた武田さんはせっかく良いお米で仕込むんだからこだわって大吟醸にしようと提案。純米大吟醸で仕込むことを決められました。その後、高島さんのお米で酒造りをされていた幾つかの蔵とのヒアリングを重ねた結果、使用する酵母を熊本繋がりということもあり9号酵母(熊本酵母)に決定。こうして誕生したのが「純米大吟醸　超久　南阿蘇村産自然栽培　山田錦」です。肥料を使用されていないお米でお酒を造る最大のメリットはキレイな酒質に仕上がりやすいということ。それは租タンパクが少ないことでアミノ酸が低くなるからです。なのに、しっかりと旨味は感じる、それでいてキレイで飲み進む。言うこと無しのお酒です！私はこのお酒をあまり冷やし過ぎずに飲まれることをオススメ致します。お料理にソッと寄り添えるお酒ですので、お好みのアテと気軽にお楽しみ下さい。もちろん、農家さんと造り手を繋ぐきっかけになったお寿司との相性もピッタリです自然栽培ということでこのお酒に注目されている方もいらっしゃるかと思いますが、このお米の素晴らしさを見事に引き出された武田杜氏の腕にも是非ご注目頂きたい！「純米大吟醸　超久　南阿蘇村産自然栽培　山田錦」自信を持ってオススメ致します！