内容紹介本書は、強相関電子系の基本概念について、一つ一つその源流に遡って説明され、磁気モーメントを担う f 電子と伝導電子が織りなす多様な物理が基本概念からきちんと記述されている。同時に、それらが物理現象としてどのように現れるかを14の基礎的実験手段に即して記述したものである。そしてその基礎の上に、重い電子状態や、その超伝導など現在の研究の最前線が解説されている。内容(「BOOK」データベースより)本書は、希土類・アクチノイド化合物のf電子系の物理について解説したものである。著者について東京大学名誉教授、理学博士。1949年 愛媛県出身。東京大学理学部卒業。東京大学助手・講師、筑波大学助教授、東京大学物性研究所教授・所長などを歴任。大阪大学名誉教授、理学博士。1947年 栃木県出身。京都大学工学部卒業、京都大学大学院修士課程修了、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。埼玉工業大学講師、筑波大学講師・助教授・教授、大阪大学教授などを歴任。専門は固体物性。