[はくらく]剥楽 | |
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剥楽は浸透型木材保護塗料(キシラデコール・キシラデコールフォレステージ・キシラデコールアクオステージ)と造膜型木材保護塗料(キシラデコールコンゾラン)のどちらも剥離することができます。 | |
剥楽[はくらく] | |
特長1.浸透型と造膜型の両方に使える剥離剤 | |
本剤は主に木部の表面に形成される塗膜や浸透性の塗料に有効な剥離剤です。 | |
特長2.水性と油性どちらの塗膜にも使用できる | |
水性や油性に関わらず使用することが出来ます。また、溶解した塗膜が木材に含侵して着色することがありません。※UV塗料(紫外線硬化塗料)には使用できませんのでご注意ください。 | |
特長3.塗工作業性の優れた粘性。 | |
適度な粘度をもつため、液ダレしにくく塗布しやすいです。木材内部への浸透が少なめなので木肌のダメージを抑えることが出来ます。 | |
特長4.木や人に優しいサステナブルな剥離剤。 | |
木材内部への浸透が少ないため、木肌の荒れや目痩せ(体積収縮)を起こしにくく、見かけ上白木に近い状態に戻すことが出来ます。また、低臭で臭いが残りにくく取り扱いやすいです。従来の剥離剤に使用されていたジクロロメタンが無配合なので人体にもやさしいです。 | |
注意 | |
本剤はアルカリ性(pH14)の製品です。必ず安全データシート、施工要領書をよく読んでからご使用ください。剥楽を使用して発生した塗膜や廃液は産業廃棄物として処理してください。余った剥楽を廃棄する場合は内容物と容器を廃棄物処理業者に業務委託してください。 | |
養生 | 剥離しない箇所や剥離作業周辺で本剤が飛散する可能性があるところは、ポリエチレンやポリプロピレン製養生シート、養生テープ等で養生しましょう。 ※誤った場所に剥離剤が付いた場合は速やかに水洗い、もしくは付属のクエン酸などの中和剤を用いて中和してください。植物に付着すると枯れる恐れがあります。 ※アルミ素材に付着すると変色します。 |
水洗い | 水洗いをしましょう。 汚れを落とすだけでなく、剥離剤の過度な浸透を防ぐ目的もあります。 水洗いが終わったら水たまりが無くなる程度に水切りを行ってください。 |
剥離剤塗布と放置 | 剥楽を塗布します。 満遍なく塗布が終わったら放置します。1~30分で塗料がはがれ始めます。※放置中に剥離剤が乾燥した場合、再塗布や霧吹きで水をかけるなど、乾燥させないようにしましょう。 |
塗膜の剥離 | 塗膜の溶解が確認出来たら、乾かないうちにヘラやブラシ、広い面はデッキブラシなどで取り除きます。 木目に沿って行うとよいでしょう。 取り切れなかった場合は塗布と放置を繰り返しましょう。 ※取り除いた塗膜や剥離剤廃液は回収して産業廃棄物として処理しましょう。 |
洗浄 | 剥離が完了したら、水洗いしましょう。 剥離剤が残らないように木目に沿って、ぬめりが取れるまで行いましょう。 |
中和剤を塗布 | 濡れている状態で中和剤(クエン酸水溶液)を塗布します。塗布後、30分程度(中和反応に要する時間)放置します。 木材がアルカリ焼けを起こさないようにするための処理です。必ず行いましょう。 クエン酸水溶液の掛かりが甘い場合、色ムラが発生する場合があります。満遍なく行いましょう。 |
すすぎ洗い | 水をかけながら木目に沿ってナイロン製ブラシで擦り洗いましょう。木地の毛羽立ちがある場合、サンドペーパー等で木地調整を行って下さい。高圧洗浄機があればそちらをお勧めいたします。 |
乾燥 | すすぎ完了後、3~4日乾燥させれば完了です! |
事前試験 | 事前に剥離試験を行いましょう。 造膜型は木の種類や塗膜の状態が現場ごとに異なるため、この試験で必要塗布量・放置時間・塗り回数など確認しておきます。 目荒らしの必要性、剥離剤が乾いても剥離するか、この2点も確認しておけばその作業を省略できるかもしれません。 |
施工面の目荒らし | 造膜型の場合は水で湿らす必要はありません。 P60~P120のサンドペーパーで目荒らしを行いましょう。 ※浸透型塗料の場合は剥離剤が染み込みやすいため、過度に浸透しないように水でぬらす必要がありますが、造膜型の場合は塗膜により浸透しにくいため濡らす必要がありません。 ※事前試験で目荒らしせずに剥離が確認できた場合は、この作業は不要です。 |
剥離剤塗布 | 剥楽を塗布しましょう。 |
塗布後の放置 | 満遍なく塗布が終わったら放置します。 造膜型の場合は30~120分で塗料が剥離します。 |
剥離と洗浄 | 塗膜の溶解が確認出来たら、ヘラやブラシなどで取り除きましょう。 木目に沿って行うとよいです。 高圧洗浄機をつかって塗膜を除去しながらの洗浄もよいです。ぬめりが取れるまで行ってください。 ※取り除いた塗膜や剥離剤廃液は回収して産業廃棄物として処理しましょう。 |
中和剤の塗布 | 中和剤(クエン酸水溶液)を塗布します。塗布後、30分程度(中和反応に要する時間)放置します。 この作業を怠ると木材がアルカリ焼けを起こしムラになります。必ず行いましょう。 クエン酸水溶液の掛かりが甘い場合、色ムラが発生する場合があります。満遍なく行いましょう。 ※乾燥するとアルカリ焼けしやすくなる為、水洗いと中和処理を連続的に行うとよいです。 |
塗料・塗膜の種類 | 剥楽 標準塗布量(kg/平米) |
放置時間の目安 | |
キシラデコール | 油性 |
浸透 | 0.20 ~ 0.3kg/平米 |
1~30分 | |
キシラデコールフォレステージ | 油性 |
キシラデコールアクオステージ | 水性 |
10~30分 | |
キシラデコールコンゾラン | 水性 |
造膜 | 0.20 ~ 0.3kg/平米 |
30~120分 |
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